Jack-O'-Lantern
オレはジャックだってばよ!!
カボチャのランプを持って、オレってばホウキにのっかった。
生きてる時に、めいっぱいイタズラしまくったから、天国にも地獄にもいけねーの。
だから、間をうろちょろしてんだってばよ。
「あらーナルトじゃないのー」
「久しぶりね!」
「あ、あの・・・その・・・」
魔女の見習いのサクラちゃんといのとヒナタが、ホウキにのってふわふわきた。
「オレってば、ジャック!ナルトじゃねーの!!」
「はいはい。どっちでもいいじゃないの」
「そーよー、名前よりも肝心なのは役職でしょー?」
二人の横でヒナタがコクコク頷いたってば。
むー・・・そういわれると、そうかもとか思っちゃうってば。
「あたし達はこれから薬草摘みに行くけど、アンタどうする?」
「オレってば、もうちっとサンポするってばよ」
「そう?じゃあまたね」
「ナルト君、またね」
「おう!三人とも、気を付けろってばよー」
「アンタこそね」
ふわーっと飛んでった三人を見送ってから、またオレってばサンポを続ける。
今度は、ミイラのシノと狼のキバ&赤丸とフランケンのチョウジが、三人できたってば。
「よ!」
「三人でどこいくってばよ?」
「んーとね、この先でおいしい目玉屋さんができたんだ」
「うむ。行こうと思ってな」
「へー」
目玉って・・・。
食うんだ・・・。
・・・・・・。
「じゃ、オレってばサンポしてるから!」
「おーよ!また今度イタズラして遊ぼうぜ!」
「もっちろんだってばよ!」
三人と笑って。
オレってば、ふらふら行くってば。
あ、吸血鬼のカカシせんせーとアスマせんせーと紅せんせーだってば。
三人とも、オープンカフェで生き血ドリンク飲んでる。
アレってめっちゃマズイのに良く飲めるってばねー。
せんせー達が手をふったから、手をふりかえしたってば。
サンポしてると、いろんなヒトに会うってば。
それが楽しくって、サンポはやめらんねーの。
ゴーストのエロ仙人と綱手のばーちゃんと大蛇丸。
猫のサスケに、魔法使いの特別上忍のにーちゃん達。
コウモリのネジとテンテン。
ゾンビのゲジマユが、同じゾンビの我愛羅の腕をくっつけてるってば!
死神のテマリが、天使のシズネねーちゃんとお茶してる。
やっぱ、面白いってばよ!!
「よー」
「あ、シカ」
「今日も散歩か?」
「そーだってばよ!シカは昼寝だってば?」
「そー」
悪魔のシカマルが、ふわふわーって寝てたってばよ。
シカマルってば、地獄も地上も仕事しなきゃいけねーからって幽界でよくサボってるってば。
オレも地上に行ったら木にトイレットペーパー投げつけたりしなきゃだしなぁ。
でも、シカマルはサボりすぎだと思うってばよ。
「シカはサボりすぎじゃねーの?」
「そっかー?」
背中の真っ黒で、でっかい羽がばっさーって音を立てた。
シカマルの身長の倍くらいのある。
「だってさー、人間誘惑すんのも、ヤんのもめんどくせー」
シカマルは悪魔だから、人間を堕落させんのがお仕事なんだって。
「一応それで給料もらってんだろ?」
「まーなー」
一人落としていくらなんだって、こないだ言ってた。
で、えーっと・・・その・・・ヤ、ヤルとボーナスなんだって。
どっちもメンドくさいから、悪魔なんて散々だっツーのってよく愚痴ってるってばよ。
「んー・・・お前落としても金にゃなんねーしなー」
ちょっと、それにはムッときた。
「・・・でも、お前、好みなんだよなー」
にやって笑った顔が、すっげーカッコイイ・・・!
さ、流石悪魔だってばっ!!
色気がっっ!!
「悪魔の仕事ってな・・・ヒトを誘惑することなんだっつったろ?」
オレの手を持って、ちゅっって!?
ぎゃーーー!!!
「真っ赤になってカワイーなー」
目の前に迫ってきた・・・!?
オレってば、思いっきり、目をつぶった。
んー・・・なんか、ほっぺた叩かれてる・・・?
「おい、おーい?」
「へ?うっわぁああぁっ!?」
シカマルの大アップ!?
さ、さっきの続きだってばこれ!?
そそそそそ、そんなことないってばよね!?
「なに寝ながら百面相してんだよ」
呆れた顔された。
そーいえば、シカマルと遊んでるんだったっけ?
オレんチのTVでゲームしてる、シカマルが。
「で、どーしたんだよ?」
「んー・・・なんでもねーってばよ」
「あっそ」
また、ゲームをはじめた。
さっきの夢、なんだったんだろ?
と、考えて、思い当たった。
本屋で立ち読みした、ハロウィンの話の所為だ!
・・・面白かったから、ま、許してやるってばよ。
シカマルの背中に抱きついて。
とりあえず、笑ってみたってば。
人間のシカマルは、顔を真っ赤にした。
END
2005/10/31
脳内毒電波受信中
ハロウィーン話だと、言い切ってみる。
とりっくも、なんもねーじゃんかヨ・・・。
ある意味、夢落ち?
悪魔カッコイー!!!
あんなのに迫られたら一発で堕ちますよね?
奪ってきちゃいました。
ありがとうございます、阿津緋さま。