満月が光り輝いている、深夜。

3つの影が姿を見せる

1つは金色の色彩を放ち
1つは漆黒の色彩を放つ

もう1つは、赤。
毒々しい赤ではなく、少し黒く淀んだ赤。






  PCサイト開通記念小説

日常の中で

森の中に佇む一軒の屋敷。 周りには家などない。その屋敷しかないのである。 決してボロイ訳ではないが新築のようにも見えない。 ソコに3人は帰ってきた。 「疲れた」 「シカに同じく」 「もっと任務を楽しめよ!!勿体無いぜ?」 言っていることはバラバラではあるのだが、任務帰りということがありありと判る。 最初に口を開いたのは漆黒の色彩を身に纏う少年――――奈良シカマル。 普段は上のほうでひとつに纏めている髪を風に遊ばせている。 そして他の2人と比べ、3歳ほど幼い。 続いたのは金色の色彩―――うずまきナルト。 シカマルを抱き寄せ、ヘラッと笑っている。 最後に赤の色彩―――犬塚キバである。 普段連れている赤丸は近くにはいない。恐らく家の中で眠っているのだろう。 それほどまでの時間帯である。 「楽しむのは構わないけど・・・・・・眠い・・」 目を擦りながらナルトの腕の中で今にも寝そうなシカマル。 「いいぜ?報告書はオレとナルトで書いておくから」 「ゆっくり休めよ、シカ」 その様子に苦笑し、夢虚ろなシカマルに微笑みかけ頭を優しく撫でるキバ。 そして腕の中でスヤスヤと寝始めたシカマルに微笑みながら寝室へとつれていくのはナルト。 キバはその間に報告書用の紙を準備。 10分ほど経った頃にナルトがキバのいる居間に戻ってきた。 「悪い、遅くなった」 「大丈夫だって。シカマルが心配だったんだろ?恋人の心配すんのはアタリマエ」 だから悪くないのだと笑ったのはキバ。 「俺たちも早く寝れるように、さっさと書き終わろうぜ?」 「だな。成長期にこんだけ夜更かししてんだし・・・爺さんはオレたちに伸びるなとでもいってんのかねぇ〜」 少しボリュームを落とした声で話している2人。だが、手はずっと動いている。 「終ー了ー!」 「こっちも終わったぞ。今日もアカデミーだ・・・イルカのチョーク炸裂かな」 クツリと笑いあい、シカマルのいる寝室へ向かう2人。 シカマルを真ん中にし、両脇を固めるように寝転んだ。 「「オヤスミ」」 そういって目をゆっくり閉じ、眠った。 「ねぇ、ナルとキバ?朝ごはん出来たよ。はやく起きて!!」 布団を剥ぎ、空気を入れ替え2人に訴える。 「あーよく寝た・・・。シカ、おはよー・・・・・っておいキバ!さっさと起きろよ馬鹿」 ゴスッと鈍い音が聞こえ、キバが目を開けた。少しばかり涙目なのはご愛嬌。 「・・・・・ってぇぇぇ!!!いまマジでボコッたな!?おはようシカマル!!」 「うん。おはようキバ。朝ごはん準備したから早く食べよ」 シカマルに急かされて居間に並んだホカホカのご飯を食べるのは、日常の些細な楽しみと化しているキバ。勿論ナルトもだ。 「「「いただきます」」」 「あっ!コレってさー爺さんの家でご馳走になったやつじゃん。もうマスターしたのか!!」 「あっ、ほんとだ。流石俺のシカ!」 「レシピ貰ったから。婆様に教えてもらったよ」 喜んでもらえて嬉しいのだろう、ふわりと微笑んだ。 物静かな食卓には絶対にならない。日々の些細な出来事をテンポ良く話されるため、話が絶えることはない。 「さて、今日も仮面被ってハジケますか!!!」 その言葉と同時に3人は雰囲気・気配とともにガラリと変わった。 瞬身にて各々の実家へと(まぁナルトの場合は仮の家だが)移動したのだった。そこから歩いてアカデミーへ。 「うわぁぁ!チコクだってばよぉ!!セーフ?セーフだってば!?」 大袈裟な仕草で周りに聞くナルト。 「ギリギリでセーフだぜ?イルカ先生の匂いが近づいてるしな!!」 「駄目だよナルト。また寝坊なの?・・・お菓子いる?」 「うっせーなぁ、寝かせろよ」 それぞれ好き勝手に言うがその他のアカデミー生は大抵が無視してくる。 親の影響だろうが、あまりにも露骨な態度なため逆に笑いたくなる。 「さーて席につけー出席をとるぞー?」 イルカの登場でおとなしく席につくものが多い。 そして長い、そして知っているし対して使いもしない術ばかりのツマラナイ授業。 サボってしまったり、寝てしまうのはしょうがないだろう。 「んーイイ天気だな」 「眠くなるな・・・・ってことでオヤスミ」 「って寝るんだってば?!まあいいってば。ヒザ貸すってばよ」 キバ、シカマル、ナルトとチョウジの悪戯仲間は揃って屋上にきている。 自分たちの下では、多くのアカデミー生が幼稚でツマラナイ授業を受けているのだ。 思わず吹き出してしまう。 天気に恵まれた日は大抵がシカマルの発言にナルトの提案の繰り返し。 平和で暖かい仮面の時間だ。 夜になれば世界が闇に包まれる。 闇の中では暗部など高位につく忍が飛び交うのだ。 ナルトたちも例外ではない。 彼らは里でも有数の腕利き暗部なのだから。 「じっちゃん、任務は何?」 「鳥の国の大名・・・暗殺じゃ」 巻物を渡され、シカマルが作戦を練る。 それをじっと待つのが他のメンバーの役目。 「できた。ナルはこの方向から一気に畳み込んで? キバは正面突破で大名を。イル兄はオレと後方支援で」 「「「了解!」」」 任務書は燃え、灰すら残さない。そうして作戦を最小限だけ教える。 それだけで、この仲間は理解してくれるから・・・。 本名をいっているのは、此処には彼らしかいない証拠でもある。 「それじゃ」 「「「「散!!!」」」」 そういうと気配すら残さず、目的地へ消えた4人。 そして任務をそつなくこなし、家に帰る。 そんな      日常 それが彼らの生活リズム・・・・・・   あとがき 何故かスレナルスレシカ&スレキバ&スレイル。 だらだらと長くなってしまいましたが、こんなサイトです。 こんなんばっかです。 擦れてるって感じはあまりしないのが俺の小説の特徴ですね。(それって駄目じゃん) 大体を掻い摘んで説明すると、 三代目の家庭では4人は息子のように可愛がられています。 特に三代目の奥さんに(笑) 料理担当はシカマルです。イルカも時々あの家にくるときは手伝いますが。 他の2人は料理させると何かを壊すと・・・・・ そうなると必然的にシカマルに回ってくると。 そんなもんです。 よければ、お持ち帰りください。     綾未 神

頂いてきました☆
パソコンサイト開設おめでとうございますv
好きです、綾未さま。