いつも僕が咬み殺すのを邪魔する彼。
 幼なじみという関係にある草食動物。

 僕がトンファーを振り回していると、その前を塞いだりするとか、邪魔で仕方ない。

「キョウちゃんは女の子なんだから……」

 そんなの関係無いだろ!
 僕の邪魔をするな!!

 そんなイライラした時、またもトンファーの軌道に入ってくる。
 面倒だ、このまま咬み殺してしまおう。

 ビュッ!

 止める気配もなく振り回せば、ツナから鈍い音がする。
 しかし、倒れ込むのは自分の方へ……

 なんで?
 そう思ったのは一瞬。

 すぐに何故かはわかった。
 僕が気付いていなかった場所から、倒した敵が起き上がっていた。

 そして、その手には鉄パイプ…………

 護られた!?

 情況判断の直後、敵は全て倒し、綱吉に近付く。

「キョウちゃん……怪我、無い?」

 苦しそうな息を抑えながら口にする言の葉。

「ばっ、ばかじゃないの……」

 怒鳴る口調で言い始めたものの、尻つぼみに口の中へ消えてしまう。
 護られていた……今までずっと…………
 気付いていなかったけど、ツナはずっと……

「怪我が無いならいいんだ」

 痛みはまだ残っているだろうに、ニコッと笑みを浮かべる。

「ツナ……」
「オレにはこんなことくらいしかできないからね」

 キョウちゃんや骸みたいに戦うなんて無理だから。

「キョウちゃんが怪我してないならいいんだ!」

 笑顔でそう告げる綱吉の強さに見惚れた。

 この時、僕は綱吉を……

初めてちゃんと見た気がする


 ――多分、これが僕が綱吉に惚れた瞬間。







かなり遅くなりました、四千打リクの小説となります。
本当に遅くなり申し訳ありません(土下座)
本当に土下座で謝っても謝り足りないくらい・・・
しかも、これでリク通りと言えるのでしょうか?(涙)

むーさん、遅くなりましたが、四千打ありがとうございました!

2008/8/13 作成
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