「おはよう、綱吉」

 ニコリと微笑んだ恭弥はいつもながら麗しい。
 可愛いな、と見惚れるのもいつものこと。
 だが、しかし、これだけは文句を言いたい。

「キョウちゃん、窓から入るのは危険だって! 何回も言ってるでしょ?」
「いいじゃない、近いんだから」
「良くない!」

 百歩譲って窓から入るのは良くっても…………

「セーラー服着て、そこに立ったら、下手したら下から見られるじゃないですか!」
「……あぁ、それ。気にしなくていいんじゃない?」
「気になりますから!」

 ほら、入って!
 中へと引きずり込もうとした時、ちょうどよく、風が舞い上がる。

 ヒラリ

 しっかりと恭弥のスカートの中身が見えてしまった綱吉は真っ赤になり、固まるのだった。


 春風さんったら、悪戯っ子なんだから♪



* * * * *



「キョウちゃん?」

 恭弥の家へ遊びに来た綱吉が、恭弥の部屋をカチャリ、と開いた。

「キョ、キョ、キョウちゃん!?」
「あ、綱吉。いらっしゃい」

 パタパタと裸足で歩き回っている恭弥。
 そのスラッとした足は付け根まで全て見えている。

「な、な、何て言う格好してるの!?」
「あぁ、ちょっと風呂上りで暑かったから、ね」

 そこにあったのをガウン代わりに……

「いやいやいやいや! そういう問題じゃないから!」

 お尻が隠れるか否か、程度の短さの上着を羽織っているのはいいが、前を留めてすらいないので、ほぼ全てが丸見えだ。
 一応、下着のみはちゃんと着けているから、まだいいけど……

「そんな格好してて、風邪引くでしょ!?」
「大丈夫だよ、こんな程度で風邪なんか引かないって」
「そう言ってこないだ風邪引いたの誰!?」
「僕……だね」
「だったら、ちゃんと洋服を着て!」

 第一、誰かに覗かれたらどうするの!?



流石にちょっと減らしすぎたかなぁと反省しまして。
昔書き散らかしてサイトに上げるのを忘れてたものを探し出してきました。

2010/8/31 作成
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