「キョウちゃん、今日は早く帰ろう?」
「ん? なんで?」

 唐突に言われたことから、きょとんとした表情で見返してくる。

「だって、今日一年で一番日が短い日でしょ? 暗くなってからも巡回するのも面倒だし、今日は巡回無しで早く帰ろうよ?」
「うん、わかった」

 でも、一番日が短い……か。

「ってことは、夜が長いってことだよね?」
「あぁ、うん。そうなるかもね」
「じゃ、暇だろうから、今日ツナはうちに泊まること」
「……うん、わかったよ」

 こういう宣言されるってことは、ごにょごにょ……ってことかもしれないけど。
 それでも、携帯で自宅に電話をかけ、今日はキョウちゃんの家に泊まるから、と伝える。
 すでにキョウちゃんと付き合っていることも知っているし、泊まることも全く無いわけじゃないから、母さんは何も言わない。
 むしろ、キョウちゃん一人きりで過ごしているだろうから行ってきたら? と母さんが言うことさえある。

「それじゃ、帰ろうか」

 キョウちゃんの荷物も手に持ち、席を立つ。

「あ、綱吉。スーパーに寄っていくよ」
「わかった。晩御飯の材料とか買うの?」
「そう。ツナが泊まるなら、ちょっと買って行かないと……」
「うん、分かった」

 並盛スーパーに立ち寄り、キョウちゃんが作ってくれたかぼちゃの煮付けを食べて、先にお風呂入って、と送り出された。

「……ちゃんと用意してたんだ」

 スーパーで買い物した時、かぼちゃは買っていたものの、柚子は買っていなかったから、柚子湯はしないのかと思ってた。
 しっかりと柚子が浮いたお風呂に入り、香りを楽しんだ。
 キョウちゃんがお風呂に入っている間に、リボーンから、電話がかかってきていた。

『てめぇ、どこにいやがる!』
「ちゃんと母さんには言ったよ」
『オレは聞いてねぇ!』
「じゃ、今日は泊まるから。明日には帰るよ」

 それじゃ、と言って切ってしまう。

「ん? ツナ? どうしたの?」

 電話?

「あぁ、ちょっとリボーンからかかってきただけ」
「赤ん坊から? 何か用事あったのかな?」
「大したことじゃないって」

 そんなの気にしなくていいよ。

「それより、ちゃんと髪の毛拭かないと……」

 水滴が垂れてる。
 そう言って、タオルでキョウちゃんの髪の毛の水滴を吸い取り、キョウちゃんの部屋へと二人で向かうのだった。





キョウちゃんの部屋の中での話は書けません。
どうやったらえろすって書けるんだろうね? 私には期待しないで下さい(真顔)

2008/12/21 作成
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