「どうしたの、急に?」
「……父さんがクリスマスプレゼントに手編みのマフラーが欲しいんだって母さんから言われたの」
「そうなんだ。でもわたし、編み物なんかやったことないよ?」
「だよねぇ……」
大抵一緒に行動していたサクラといのだから、無理だとは思ったけど、聞いてみたのだ。
「……ねぇ、私が教えようか?」
「え?ヒナタ出来るの!?」
「一応……」
「お願い!!」
「あ、ずるい! わたしも作ってみたい!! ってゆーか、欲しい物あったのよねぇ」
雑誌を取り出し、サクラはショールを指差す。
「これこれv カワイイと思わない?」
「あ、ホントに可愛いわね。……って、高っ!!」
「そうなのよ。あまりに高すぎるから自分で作れないかと思って……」
どう考えてもショールごときに掛けれる値段じゃない。
「わたしたちなら買えるけどねぇ……」
「でもちょっと……ね?」
「この前、こういうショールが欲しかったのv」
サクラはショール、いのはマフラーをヒナタに教わりながら作ることとなったのだった。
「いのちゃんはマフラーだから、棒針編みね」
自分の部屋から太目の棒針を持ってきて貸してくれた。
「サクラちゃんは模様編みがあるみたいだし、鈎針で編む方がいいと思うの」
同じく部屋から用意してきた鈎針が手渡された。
「毛糸は昨日買ってきてって言ったよね?」
「うん。あたしはスラブよね」
「そう。で、サクラちゃんはモヘアだったっけ?」
「買ってきたわよ! これでいい?」
「大丈夫。私は私で用意したから準備オーケー」
そして、ヒナタの説明で編み始めた。
作り目はね〜とか一目跳んでるとか注意と共に。
「何やってんだ?」
少しでも進めるため、居間に居た空いていた時間で編んでいたら、ナルトが尋ねてきた。
「これ? クリスマスプレゼント作ってるの」
「は? こんなに早くから?」
「編み物って時間が掛かるのよね」
「だから今からやってるの」
いのとサクラが答えると、編んでいる物を見ながら心配そうに窺った。
「……それ、オレたちに、とか言わないよな?」
「言う訳無いでしょ。パパが欲しがってたからこなっただけ」
「それに、これはわたしが使う予定だし」
変な心配しない!とばかりに笑う。
「……ナルトくん、いる? 私の作ったので良ければプレゼントするけど?」
「いいよ。ネジにでもやれよ」
「え……? でも、ネジ兄さんには、もうあげちゃったし…」
ヒナタの説明によると、去年のプレゼントがセーターだったとのこと。
「皆にお揃いでマフラーでも編む? それくらいならクリスマスまでには完成するよ?」
編み慣れてるヒナタは、進むのがすっごく早くて、いのとサクラの見本のために編み始めたマフラーとショールはもう完成間近。
「……好きにして…」
何か、言うのも疲れたという様子でナルトはフラフラ〜っとシカマルの方に行ってしまった。
その後、クリスマスの時に、色違いのマフラーがプレゼントされたとか。
えっと、何もアップしないままでいるのが嫌だったので
一つだけ書きかけてたのを拍手に。
もっと早く書けるようになりたい・・・
「……フゥ。仕方ないってばね」
里人の振りをして襲ってきた他里の忍を倒そうとポーチから武器を出そうとする。
……が、ポーチの中には、筆記用具しか入っていなかった。
「それでどうしようと言うんだ!!」
それもそうですよね。鉛筆なんですから。
(今日、アカデミーで使っちゃったんだよなぁ……)
今日、アカデミーの授業中に襲ってきた侵入者を撃退するのにクナイを全部使用してしまったのだ。
鉛筆を中指と薬指の間に挟み、拳を作りその忍の顎を殴った。
「なっ!?」
「結構こんなモンでも人を殺せるんだってばよ」
顎と喉の間あたりを上に向けて鉛筆で刺したのだ。刺して手を離すとその忍はバタリと倒れて絶命した。
もう一人を別の鉛筆で目を抉るように殴ったのだった。
「……ただいま〜」
「お帰り。って、どうしたんだ? その手」
ヒラヒラと手を振って帰ってきたナルトに向かってシカマルは言った。
その手は、指の付け根辺りがうっ血して内出血していることが見て取れた。
「いや、クナイが無くってさ。鉛筆で殺ったんだよね」
「……は?」
「失敗したなぁ……消しゴム付きの鉛筆だったら良かったんだけどなぁ…」
消しゴム付きの鉛筆なら掌のうっ血も起きなかったのに。
「それより、クナイもっと持ち歩くべきなのか?」
「アカデミー生ならあれくらいがいい所だろ」
それだけ授業中に撃退した侵入者が多かったのだろう。
「ま、いいや。新しい鉛筆削ってこないと」
ナルトは消費してしまった鉛筆を補充しに部屋へ行ったのだった。
先日、雪姫忍法帖だってばよ!を見てて、思いついたこと。
雪姫が全力で胸を指したけど意味が無かったナイフ。
だったら、頭を狙えばどうなんだ?と思って。
最初に浮かんだのは拳銃だったけど、ナルトでは使えないので、次に思いついた物。
顎下から鉛筆を刺すと、脳にまで達して死ぬとか・・・
あと、目も柔らかいらしいから・・・
ヒドイことを考える紗奈でした。
「イルカ先生がこんなこと言ってたの覚えてる〜?」
話の流れでか、突然言い出したいのに皆は視線を向ける。
「自分が出来る物を伸ばしなさい。出来ない物を出来るようになるのはとっても時間がかかる。
だから自分が出来る物を伸ばしなさい」
「当たり前だろ。しっかり覚えてるって!」
「アハハ。それは直後にナルトが名指しで怒られちゃったからでしょ」
クスクスと笑いながら答えられ、ナルトはムスッとした表情を浮かべる。
「……で? それがどうした?」
「名指しで怒られてたけどさ、ナルトの出来る物って何?」
「……あ、確かに」
「これでサクラなら勉強とか……」
「キバなら体術とかか?」
「いのも体術じゃない?」
そう考えてみれば、皆それぞれに特徴がある。
「まぁ、それも全部設定だけど」
「設定を前提に話してるんじゃない」
設定――アカデミーに入るに当たって作った性格設定のことである。
「ナルトだったら基礎からやり直しくらいのレベルだよね……」
「だよねー」
何かあっただろうか?と皆が考えている。
ナルトが出来ることって本当に何だ?
「ナルト、あれ得意だろ。『変化の術』」
「あぁ……そうだな」
「……でも、それをどう発展させるの?」
「…………」
前提として『得意な物を伸ばす』といった話だったのだから、その術をどう伸ばすのだ?
「……変化して何かする?」
「それじゃ弱すぎねーか?」
う〜ん…………と全員が悩んでいる。
「…度肝を抜くものに変化……」
「それだ!!」
それしかないな、と発展の仕方を決める。
「度肝を抜くって、何に変化すんだよ」
「……見ていられないようなものに変化?」
「例えば?」
「気持ち悪いもの?」
「目が奪われるものとかは?」
「あぁ、それいいかも」
さぁ、どんなのに変化して〜……と話していると。
「めんどくせー。女にでも変化して驚かせたら?」
「おぉ! シカマル、いいじゃん。それでいいな!」
そうしている内に『おいろけの術』が出来たのかもしれない。
おいろけの術なんてさ。
・・・思いつかなくて適当に書いたとか、言いませんよ。えぇ。
web拍手お礼小説でした〜v
無事、再録できました。