「聞いた通り来てみりゃ……本当にラーメンばっか食っとるようじゃのぉ……」
「!」

 ふと声をかけられたことに驚き、後ろを振り返る。

「あ!エロ仙人!!(っつか、この時期に来るってことは……)」

 頭の中はかなりのスピードで計算始める。
 五代目火影の要請のため、ということを導き出す。

(めんどくせーな……ま、仕方ない)

 これからその迎えに行くことを諦めて受け入れ、急いでラーメンを食べて一緒に店を出る。

(久しぶりにゆっくりと食べれるんだったのに……)

 最近の忙しさも一段落し、任務が消えて落ち着いた。
 三代目しか死音たちのことを知らなかったため、任務依頼が来ないのだ。



 色々と自来也に修行の旅に出るぞ、という説得をのらりくらりとかわしつつ。

(何日くらいかかるかな〜……眼を盗んで自宅に帰って……)

 家に帰って皆との時間を取らないと自分がやってられないと考える。

 そんなことを考えている内に話は纏まり、今すぐ準備に行ってくる〜と走り去った。
 少し離れた辺りで闇の世界を使い、居間に居た数名に事情を説明しながら荷物を用意する。



「ってことで、行ってくるけど、ここに居ない奴らに連絡よろしく!」
「わかったわ〜」
「めんどくせーだろうけど、ほどほどにな」
「わかってるって」

 そんな声に送られて、自来也と合流した。





「カカシ……」

 ガチャッと音を立ててサスケはカカシの家に入った。
 中でカカシはベットに寝込み、周りに上忍たちが集まっていた。

(……? 何か予定でもあったのか?)

 だったら、オレがここに来ないように何か言っていたはずだよな〜……と考えながら声をかける。

「……ん…いや、別に何もな」
「あのイタチが帰って来たって話はホントか……!? しかもナルトを追ってるって…………」

 入ってきたモズクがサスケに気付いて止まる。

「…………あ!」
「チィ……」
「バカ…………」

 イタチが来た!? 何で?
 そう思ったのかサスケは部屋から急いで出て行く。
 いつも来る時は連絡をサスケによこすはずのイタチが連絡をくれなかったことに焦る。

 カカシの部屋からの情報を得るために影分身を隠して残し、何処に行ったのか探しに行く。
 ナルトを追っていたということだから、今日は一楽へ食事に行くと言っていたから一楽へ。

 一楽での情報は芳しくなく、ナルトが自来也と旅立ったということのみ。
 それに連絡を入れなければ、ということもあり、そのままサスケは里を飛び出す。

 カカシの部屋からの情報は、ナルトを狙っているという内容であった。
 カカシの関係からは、それ以上の情報は手に入らないと影分身を消した。




「ここにオレと同じ年ぐらいの金髪バカ面と白髪のデカいオッサン泊まってるか!?」
「…………う〜ん。あぁ! あの人たちかな……確かいたと思うよ」
「何号室だ!」

 コンコン。コンコン。
 ガチャ。

「ナルト!」

 ガバッ! と扉の中に身を乗り出すと違う人だった。
 慌ててサスケは頭を下げた。

「すまない。部屋を間違えた」
「いや……それはいいが」
「失礼した」

 しっかりと謝ってからナルトの部屋を探し直す。




 ガチャリ

「ナルト……」

 宿に誰か訪ねてきた? とナルトが開いた扉の先には、暁のマントを羽織ったイタチがいた。

「イタ……チ?」

 何でここにイタチが?
 あれ? 風見家に訪問してくるなら特に問題は無いが、何故ここに?
 不思議そうに首を傾げていると、バタバタバタバタ! という音が遠くからしてきた。

 バンッ!

 凄い勢いで飛び込んできたサスケがその勢いのままイタチにクナイを振り下ろす。
 そのクナイを慌てて避けるイタチにサスケが叫ぶ。

「兄さん! なんで! なんでだよ!!」
「さ、サスケ!?」
「どうしてナルトを狙うことになるんだよ!!」
「サ、サスケくん。これはですね……」

 ここは止めないと!
 慌てて鬼鮫が説明しようと口を挟む。
 しかし、そんなのは聞こえていない様子で、サスケは捲くし立てている。

「ナルトは当主なんだから、危害を加えるなんてダメだ!!」
「……サスケ、落ち着け」
「だって……だって!!」

 興奮しすぎて、涙目になっているようだ。

「イタチはオレを捕まえる気は無いぞ? だから、落ち着け!」
「サスケ、今日のコレは報告だ。暁の内情とこれからの予定についての」
「…………ならいい」

 ようやくナルトの説明にサスケは落ち着いたのだった。



 直後、自来也が帰ってきてしまい、慌てて演技をし始める四人だった。




久々、拍手お礼文交換です!
ようやく書けたらしい・・・
しかし、この後の場面は?って話ですね・・・(苦笑)

一年振りくらいに拍手変更しました。
はぁぁ、続きのネタとか考えて書かなきゃなぁ・・・

2009/5/10 回収
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