「キョウちゃん?」
大丈夫? と保健室へと顔を突っ込む。
シャマルにこっそりと呼ばれたために保健室に来たのだ。
『ボンゴレ坊主、保健室に来たらいいものが見れるぞ。あのヒバリが……』
キョウちゃんに一体何が!?
キョウちゃんの名前が出た途端にシャマルを蹴倒して、慌てて来たのだ。
「つな?」
にっこり笑って飛びついてきたキョウちゃんは、ひらひらしたスカートをはいていた。
「きょっ!?」
並盛中の女子ブレザーのスカート丈の短さはもう犯罪の域だと思う。
真顔で言いたい。
可愛いとは思うが、男子を刺激するな、と。
飛びつかれた身体は何とか倒れること無く支え、地面へと下ろした。
こういう時に、身長差が気になるものだ。
下ろした後も抱きついたまま離れようとしないキョウちゃんに、違和感を感じる。
「キョウちゃん?」
どうしたの? と覗き込めば、どこかトロンとした瞳で見返される。
本気で何が!?
眠い時の寝ぼけ中にも似た反応を返すキョウちゃんに困ってしまう。
「ふふふ、どうだ、凄いだろう?」
楽しげに現れるDr.シャマルの言葉に、何か変な病気にかけられたのではないか!? とようやく気付く。
「お前、何をした!」
「ヲトメ病」
思考の展開を乙女的にしてしまう病気らしい。
「…………そんな病気にかからなくても、キョウちゃんは乙女だよ」
可愛い物好きだし、可愛い反応を示すからね。
「じゃ、そのままでいいよな」
可愛い女の子は可愛い格好をして皆を楽しませる方がいいんだ!
そんな力説を展開しなくていい。
ウザイです。
「並盛の秩序がいなくなった時のごたごたが嫌だから、治せ」
あるんだろ? 対になる病気。
「マスラオ病か?」
あるにはあるけどなぁ……
「だったらさっさと治せよ!」
勿体無い、面倒くさい、などと色々ぼやきながら、最終的には治してくれた。
「…………」
「きょ、きょうちゃん?」
怒った様子のキョウちゃんを困ったように窺う。
「……殺す」
咬み殺すですらなく、殺すと言い切ってトンファーを手にシャマルに向かうキョウちゃん。
あぁ、シャマルが感染させた病気のことで怒ってたのか。
なんだ、とホッとしたオレは勝手にお茶を淹れ始めた。
後ろではスカートのまま暴れるキョウちゃんと、その生足に見惚れて攻撃をそのまま食らっているシャマルがいた。
後で山本に野球部の更衣室に閉じ込める許可を取ろう。
そう決意しながら、お茶をすすった。
構想一年くらいだろうな、これ(苦笑)
ということで、一年くらい前に心の友と話していたお話です。
キョウちゃんのお御足を拝み隊!!
2009/2/10 作成
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