赤ん坊が家庭教師だとやってきて、マフィアになれとか……訳わかんない。
 何故かついてくるし!
 そして、京子ちゃんと仲良しになってるよ……

 ふぅ、と溜息を吐いて、京子に気にいられてカッコイイなどと言われているリボーンを見ていた。

「マフィアモテモテ」
「んな!」
「ツナ、あの女にほれてんだろ」
「おまえにカンケーないだろ!?」
「オレは読心術を習得している」
「もういいから、オレのことはほっといてくれよ!」

 って、読心術って何?

「告白はしたのか?」
「するわけないだろ! 笹川京子はわが校のアイドルだよ?」

 ただ、客観的な事実を口にする。

「どーせオレなんか眼中にないよ。告白するだけムダだって」

 まぁ、それ以前の問題かもしれないが……

「すげーな。その負け犬体質」
「ほっとけよ」
「やっとオレの出番だな」
「ん?」

「死ね」

「は!?」
「いっぺん死んでこい」
「おもちゃだろ。だいたい殺される意味がわかんないよ!」
「死ねばわかる」

 ズガン。

 オレ……死ぬんだな……
 これでこの世とお別れだ……
 もったいないなぁ
 死後の世界があったら後で咬み殺されるだろうなぁ…………

 こんな目に合うなら、告白くらいすればよかった。

「リ・ボーン!!!」

 バカッ

「オレは笹川京子に死ぬ気で告白する!」
「イッツ死ぬ気タイム」


 凄いスピードで走っていき、笹川京子を見つけた。

「笹川京子! 好きだ!!」
「キャアアアア」

 京子は悲鳴を上げて去っていった。


* * * * *


 剣道部の持田先輩との決闘を経て、京子と友達に収まった。


 それにホッとしていたら、携帯に一通のメールが来ていた。
 そのメールの差出人を見た瞬間に青褪めた。

 …………ヤバイ。

 その一言に尽きる。
 メールの中身を確認し、覚悟を決めて応接室へと向かう。




「……君、笹川京子に告白したんだってね?」
「……そ、それは…………」
「しかも笹川京子を取り合って戦ったんだって?」
「キョ、キョウちゃん……お、落ち着いて」
「僕は落ち着いてるよ。あぁ、言い訳があるなら聞くけど?」

 すでにトンファーが見えている。

「ま、まず……オレが恋愛の意味で好きなのはキョウちゃんだってことを覚えててね」
「ふぅん」
「でね、確かに好きだとは言ったよ。けれど、好きなのは人間として、でね……別の事情もあって言ったんだよね――って、そんな眼で見ないで!」

 恭弥は綱吉を睨むような眼で見つめている。

「……その事情ってやつを言いなよ」
「母さんがかてきょー雇ったんだよね」
「家庭教師? そんなの必要なわけ?」
「赤点取り続けてれば仕方ないよ。それで、胡散臭いチラシで来たのが赤ん坊でさ……」
「は? 赤ん坊?」
「そう。その赤ん坊が死ぬ気弾とかっていうのを撃つんだよ」
「何それ」
「死ぬ時に思った後悔を死ぬ気で成し遂げる、だったかな?」
「……つまり、君は死ぬ気で告白したんだ?」
「そういうことになるんだけど……その時の後悔の内容が」

 告白しろって殺される?
 殺されるより告白する方が良かったな…………

「だったんだよね。本当に死ぬと思ったからさ……死んで二度とキョウちゃんに会えなくなるより、告白でも何でもしてやりゃ良かったな〜って」


「……君さ、たまにとんでもない告白するよね」

 手にしていたトンファーを取り落として、綱吉に寄りかかる。

「え?」
「僕を何度惚れさせれば気が済むの?」
「え? え?」
「そんなだから、強硬手段にも出るんだよ」

 だから僕は悪くない、と唇を寄せるのだった。




まぁ?この時には付き合ってるんで、怒るに決まってますよね。
一応、告白するあたりの言葉もちょっと変化させてます。
けど、原作の引用もかなりあります。
あぁ、ごめんなさい、GOD!
そして、この設定だとリボーンのこと、話しています。

2007/12/15 作成
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