こんにちは、です。
前回、恭さんの性別という驚きの事実を知り、お友達になりました。
まだ一緒に遊びに行ったりはできていないけど、結構恭さんが乙女なことを確認しましたよ。
乙女だと感じたのは、全て恋人との付き合いに関してだけだったんですけどね。
えぇ、驚いたことに、恭さんにツナ君という彼氏がいたんです。
そんな二人の観察日記――なんて需要がありませんかね?
書いてて私、かなり楽しいんですけど……
* * * * *
「失礼します、恭さん」
書類を提出するために、応接室へとやってきた。
――と、恭さんとツナ君はソファに座っていた。
「?」
「はい。今日の遅刻者の報告だったんですけど……」
「読み上げて」
「はい」
書類を読み上げながら、チラッとソファの方を見れば、恭さんとツナ君の手はしっかりと握り合っていた。
途中、ツナ君の名前を読み上げた時、恭さんの眉間に皺が寄った。
何で遅刻しちゃうのかな〜、ツナ君は。
その恭さんの眉間の皺にツナ君は苦笑している。
「……と、以上です」
「罰則は?」
「はい」
一応、案として作ってあった罰則と、それを受けることになる人物の名を読み上げる。
「わかった。それ、机に置いて」
「はい」
頷いて、机へと向かう。
「綱吉、今日遅刻したんだ……」
「ちょっと、家を出る時にバタバタして」
「また子供とかが騒いだの?」
「ううん。今日は獄寺くんがね……」
今朝、遅刻した理由を話している。
「あの駄犬か……」
「だから、キョウちゃん、犬とか言っちゃダメだよ?」
「どう見ても犬にしか見えないんだけど……」
「それはそうかもしれないけど」
って、ツナ君、肯定しちゃうの!? あんなの仲良いのに……
流石に驚いてしまう。
「一回、咬み殺さないとダメかな……」
「ダメ。前に咬み殺したことあるでしょ?」
「それとこれとは別問題でしょ」
咬み殺してしまいたい恭さんとそれを止めたいツナ君で平行線を辿っている。
私の意見を言わせてもらえば、獄寺くんは一回と言わず、咬み殺されて置くべきだろう。
――にしても、本当に仲良いよね、この二人……
とりあえず、ツナ君には現在授業中であることと、恭さんには遅刻とサボリのどちらが重要なのかを聞いてみたいと思います。
「ねぇ、恭さん」
「何?」
急に話に割り込まれたことに少し機嫌が悪そうだ。
というか、話を遮られた云々より、ツナ君との会話の邪魔をされた、って方が大きいのかも。
「今現在、ツナ君のサボリが進行形なわけだけど、いいの?」
「いいんだよ。風紀から教師に連絡してあるから」
あぁ、それがあったか。
「それでよくツナ君勉強についていけてるね……」
「まぁ……たまにキョウちゃんにここで教えてもらってるし」
え? それは初耳。
「というか、綱吉は馬鹿じゃないんだから、ちゃんとやれば出来るよ」
「そうなんだ……」
けど、その割には張り出されてたテスト……
「仕方ないだろ! 漢字が読めないんだから」
「…………」
……は? 今なんて仰いました?
漢字? 何それ……
「漢字が読めないって何?」
「……綱吉、日本にいなかったせいで、読めない漢字が多いんだよ」
「え?」
「流石にそれは盲点だったよな〜……学力テスト受けるまで気付かなかったし」
「……はい?」
え? 外国にいたって……何?
ツナ君が九代目に会いに行ったとかそういう話?
確か、前に会ったことある……ってリング戦の時に九代目の炎に思い出してたんじゃなかったっけ?
「初等教育受けてなければ読めない漢字が多くても当たり前だと思うけどね」
「キョウちゃんのおかげで、多少は読めるようになったけど……」
「そうだね」
……そんな理由で勉強できないっていう設定だったの?
いや、これはこの世界だけの話よね……うん。
「その証拠に、現在でも英語と数学だけは何とかなってるもんね」
「まぁ、なんとか……」
…………それってあり?
っていうか、リボーンはそれを知っているのだろうか?
「そういえば、ツナ君。前にかてきょー付いてるって言ってたよね。家でも勉強してれば何とかなるか」
「……家ではあまり…………」
「赤ん坊も綱吉のレベルをちゃんと考えてくれれば良いのに……」
えぇっと……それは知らないってことでしょうか?
何か凄い事実知っちゃったな〜……
まぁ、今の所会ったこと無いし、これからも会う予定無いから別にいいんだけど……
会ったら……読心術で全部暴かれるかもね、異世界トリップとか……
うわ、怖っ!!
とりあえず、少なくとも十年後編が終わる頃まで逃げ回ろう……
知っている内容が全て終わってしまっていたら、流石にバレてもどうこうできないだろうし・・・
うん、そうしよう。
「それじゃ、私はこれで失礼しますけど……ツナ君は何時間目に戻る?」
ついでに先生に言伝しておくけど?
「遅刻の罰にちょっと書類整理でも手伝ってもらおうかな?」
「うん、わかった。午後からはちゃんと出るから」
「は〜い。それでは、また報告等ありましたら伺います」
と言って応接室を出た。
出た直後、草壁さんに会った。
「あれ? 草壁さん」
「あぁ、か。お前も報告か?」
「私は今終わらせた所――草壁さん、それは急ぎ?」
「できるだけ早く渡した方が良いと思うが……どうした?」
「今、ツナ君と二人きりだったから……」
「あぁ、沢田か」
「……?」
草壁さんが溜息混じりの声を出すのは何で?
「そうか……渡しておきたかったが……」
後にした方が良いな……
そう呟いてるのを聞いて、あれ? と思う。
「草壁さん……二人が付き合ってること知ってるの?」
「え? 付き合……えぇ!?」
あ、知らなかったみたい。
やっぱり言っちゃダメだったか……
「く、草壁さん! い、今のオフレコ!」
「……? ……どういうことだ?」
「えぇっとね、これ、二人に言いつけたりしないでね? 二人は付き合ってるんだって。だからたまに応接室に来ることがあるんだって教えてくれたけど……」
「そうか……道理で委員長のことあんな呼び方して大丈夫なわけだ……」
つまりは、草壁さんはツナ君が恭さんのことを『キョウちゃん』と呼んでることだけは知ってたってことか……
あ〜、失敗したな〜。
そういえば、学校関係者で付き合ってることを知ってるのは私だけだって、恭さんが言ってたのに……
(言ってないけど、気付いている可能性があるかと思った。特に草壁さんなら)
「……はもう今日は応接室に行かないのか?」
「昼休みくらいには顔を出そうかと思っていましたが……」
「なら、これをその時渡しておいてくれ。これから町の方に出る予定があってな」
「あぁ、群れが出てるなら仕方ないですよね。行ってらっしゃいませ」
草壁さんから書類を受け取って見送る。
「あぁ」
さて、これは昼休みでいいなら、授業に戻らないとね。
そうして教室へと向かったのだった。
* * * * *
コンコン、カチャ。
「恭さ……」
途中まで言いかけて止まりました。
恭さんとツナ君が眼に入ったからなんだけど……
見たら、ね。
見たら……
恭さんがツナ君にあーんってお弁当食べさせてました〜!!(ワォ!)
しかも私に気付いていないようで、何回もやってるし……
ん? よく見たら恭さんとツナ君のお弁当、中身一緒じゃない?
奈々さんのお弁当なのかな〜?
「狽チ! !!?」
「……綱吉、名前で呼べって言われてなかったっけ?」
「あぁ、そうだった。さん、いつ来たの?」
「呼び捨てでいいってば。恭さんに草壁さんから書類があって渡しに……」
「あぁ、そこ置いといて」
「は〜い」
机の上に置いて、お邪魔なので退散することにします。
「じゃ、邪魔しちゃってごめんね。また来ます!」
バタバタッと応接室を後にしました。
後で恭さんにお弁当が奈々さんのかを聞きました。
「そういえば、恭さん」
「何?」
「ツナ君とお弁当の一緒なんですね」
「あぁ、違うおかず作るの面倒でしょ。だって、多く作るとしたらそうなるでしょ」
「それはそうですけど……って、あれ?」
「どうかした?」
「作ったのって、恭さん?」
「それが何?」
「あぁ、恭さん、料理上手でしたっけ」
そうでしたね。
そういえば、お料理できる人でした、恭さん。
……って! ということは――
あれって、愛妻弁当!?
「――まだ奥さんじゃないから、違うんじゃない?」
……しっかり恭さんに突っ込まれました。
ようやく書けた!
ラブラブ目撃できているシーン(笑)
まぁ、さんは、どちらかと言うと、キョウちゃんの親友的立場の話が多いです。
一応、キョウちゃんの可愛さがあちこちで見れるんですv
まぁ、今度は気が向いたら書きます。
2008/1/9 作成
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