「キョウちゃん〜! まってよー!」
パタパタと恭弥の後ろを走る綱吉。
「つなよし、危ないよ」
また転ぶ、と立ち止まって綱吉の手を引く。
歩くスピードを遅くして、綱吉が転ばないようにゆっくりと歩く。
「キョウちゃん、どこいくの?」
「かみころすの」
最近あそこでたむろっている人たちがいるって聞いたから、と恭弥はそちらに向かって歩く。
「あぶないから止めようよー!」
「いや」
一言で拒否して、トンファーを軽く撫でる。
「大丈夫。トンファー持ってきたから」
「でもでも……」
「危なかったら教えて?」
「うん、わかった」
簡単に言いくるめられる綱吉の未来を少々不安に思いながら、そこは僕がフォローすればいいか、と恭弥は一人勝手に考えて頷く。
「いた……」
そう言って綱吉の手を離し、トンファーを握った。
「君たち、群れないでよ。かみころしゅ………っ!」
噛んでしまったことに少々頬を赤くして、恭弥は倒すために飛び掛かった。
「……キョウちゃんかわいいなぁ…」
そんなのんびりした感想を漏らせるだけ、綱吉はその咬み殺しに行く恭弥に慣れすぎたのだろう。
噛んでしまった恭弥に綱吉はニコニコと呟いた。
携帯で咬み殺すが変換できないと愚痴ってる最中に「かみころすじゃ可愛いよね」とか言われて浮かんだ。
突発すぎて、ツナ様がいつもと同じ反応して終わるという、テンプレ展開で終わってしまったものw
いや、ここでムッ君登場とかした方が面白かったかもしれないなぁ……
いっか、これで。お子ちゃま可愛いよ、お子ちゃま!
2009/10/22 作成
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