「並盛中学2−A出席番号8番…………獄寺隼人」
「んだ、てめーは」
「黒曜中2年、柿本千種。お前にはあまり手加減しなくていいと言われた」

 並盛商店街で獄寺は千種と対面していた。
 毎日他校の不良に絡まれていることに溜息を吐きながら獄寺は売られた喧嘩を買った。

「急ぐよ……めんどい」

 あまり手加減をしなくていいと言われた、と言い、獄寺に向かい本格的に攻撃を始めた。




「あ〜も〜!! こんな時に限って獄寺くんのケータイ繋がらないんだもんな〜〜〜!」

 自身の携帯を見ながら走っている。

「しかも……キョウちゃん連絡くれないし」

 恭弥が一人で敵を倒しに行ったことを知った直後、何処にいるの? というメールを送った。
 普段であれば、とっくに何処に居るのかという程度の内容であれば届いているはずなのに……
 連絡が無いことに不安が募る。

「あ、並中生だ――」

 街中を歩いている女学生が綱吉を見ながら話している。
 その会話の中で、商店街で喧嘩をしている並中生が居たという話が出てきて――

 (まさか、それって……)

 と、探している相手かもしれないと商店街へと走るのだった。




「黒曜中だ……? すっとぼけてんじゃねーぞ。てめー、どこのファミリーのもんだ」
「ファミリー、ファミリーって……そんなことばかり気にしているからやられるんだよ」

 獄寺のダイナマイトにより怪我を多少しながらもヘッジホッグで獄寺を倒すのだった。
 爆発音などから喧嘩の場所を発見した綱吉がその場に現れた時、獄寺は攻撃に倒れており、千種は多少の怪我をしていた。

「……お前は並盛中2−A…沢田綱吉……」

 綱吉を見て、反応している。

「あぁ、獄寺くんだったか……」

 探していた内の一人だが、喧嘩ということで恭弥ではないのか! と思っていたため、ちょっと落胆したらしい。

「って、凄い怪我してる――!」

 わたわたと慌てて獄寺へと近付く。

「に、逃げて下さい……10代目…………」

 息も絶え絶えに獄寺は綱吉に訴えている。

「……お前を傷つけると、めんどい」

 それだけ言って、千種は去っていった。


「はっ。獄寺くん、大丈夫!?」
「ツナ!? 獄寺、どうした?」
「山本! いい所に!!」

 獄寺に呼びかけていると山本が現れ、獄寺を助けるために二人で運ぶのだった。




「何故? どーして隼人が入院してるのがここなのよ」

 ポイズンクッキングのために見舞いの果物が腐蝕している。
 見舞いに現れたビアンキに抱きつこうと飛び掛ってきたシャマルを蹴り、殴っている。
 そんなシャマルを自業自得とばかりに冷たい瞳で見つめている綱吉。

「……ツナ?」
「ん? 何? 山本」
「…………いや、何でもない」

 突っ込んで聞いてはいけないと野生の勘で感じたらしい山本は聞くのを止めた。

「ならいいけど」

 その綱吉と山本の眼の前では、シャマルをビアンキが攻撃している。

「隼人の看病は私がつきっきりでするわ!! 邪魔するのなら出てって!!」

 ビアンキがシャマルに宣告している。
 しかし、それをしたら治るものも治らないだろう……と男たちの意見が一致する。
 山本が笑ったからとビアンキに絡まれている内に保健室を後にした。
 こうなると、次に狙われるのは山本だが、未だに連絡が来ない恭弥が心配だ。



「ちゃおっス」
「リボーン!? どこ行ってたんだよ! ってか、それ何?」
「レオンが繭になったんだぞ。お前の試練が始まっている証拠だぞ」
「そんなの聞いてねーよ! 何調べに行ってたんだよ!」

 そんな試練がどーこーなんてどうでもいいから、何しに行ってたのかを教えろ! と綱吉はリボーンに言っている。

「イタリアで起きた集団脱獄を調べてたんだ」
「はぁ? だつごく?」

 リボーンの説明を聞き、ん? と疑問符を浮かべる。

「ムクロ?」

 そして、黒曜中をしめた3人の帰国子女のリーダーの名前は六道骸だとリボーンは続けた。

「…………六道、骸……」

 ……まさか、ね。
 ボソッというそんな呟きが綱吉の口の中でだけ消えていった。


 ――その声はリボーンには聞こえていなかった。







獄寺は原作同様の怪我・・・
けど、千種の言動が違います。
そして、キョウちゃんとは音信不通。
どう考えても不安になります・・・

2008/1/14 作成
   戻る