「ディーノの情報によると、今倒したのが主要メンバーの城島犬だ」

 そう言ってリボーンが出した写真を見る。
 その内の一人が六道骸だと言われる。

 (……六道、骸………同姓同名が存在する名前だとは思えないんだけどな……)

 どちらの名前をとっても、同じことは滅多に無いだろう。
 六道なんて苗字、滅多にいない。
 骸なんて、死体を意味する名前を付けるような酔狂な親がそうそういるとは思えない。

 ……それを言ったら、綱吉が知っている骸はどうなんだ? とも思うが。




「ダッサイ武器。こんな連中に柿ピーや犬は何を梃子摺ったのかしら」

 クラリネットを抱いた黒曜中の女子制服を着た少女が瓦礫に座っていた。

「敵は3人組だったはず」
「私だって骸ちゃんの命令じゃなきゃ、こんな格好しないわよ」

 (……骸ちゃん…………)

 綱吉は、自分の知っている骸がちゃん付けで呼ばれてる姿が浮かんで微妙な表情だ。

「私が骸ちゃんに頼まれたのは、その女を戦闘不能にさせろっていうだけ。怪我したくなかったら出てこない方がいいわよ」

 クラリネットをビアンキへ向ける。
 脱獄仲間たちが骸に頼まれたのは、綱吉以外を戦闘不能にすること。
 大怪我をさせたり、後に障害が残るような怪我をさせないことを前提に、だ。
 無茶を言っている自覚があった骸は無理なら断って下さい、とまで言っていた。




 ビアンキとMMの戦闘は、ビアンキの愛の勝利に終わる。
 MMはビアンキの千紫毒万紅でやられてしまった。
 その後ろから鳥を肩に乗せた男がPCを手に近付いてきた。
 そして、京子とハルが傷付けられたくなかったら綱吉を殴れ、と命じた。
 ビアンキが殴ったら、今度はナイフで刺せ、と言う。
 京子とハルのために、刺すしかないかと覚悟を決めた時、シャマルが京子を助け、10年後のランボとイーピンがハルを助けた。
 バーズはリボーンに蹴られた綱吉が殴り、その後獄寺が倒した。

「こいつらは骸と一緒に脱獄した連中だな」
「ちょっと待てよ! 骸たち三人組以外にも脱獄囚いたの――!?」
「ディーノの情報によると、脱獄は結束の固い三人組にMM・バーズ・双子が加わる7人で行われたんだ」

 ……こいつら、一体何して捕まってたの…………
 特にMMを見て思う。

「だってだって、ディーノがこいつらは関係ねーなって言ったんだもんっ」
「キャラ変えて誤魔化すな!」

 誤魔化そうとするリボーンに綱吉は力一杯突っ込む。
 敵が多いと、その分、恭弥だって苦労したはずだ。
 音信不通のままの恭弥のことを心配しつつ、綱吉は他に敵が居ないのかどうかを確認する。


 その時、ビアンキがフゥ太を見つけ、一緒に帰ろうと言うが、フゥ太は森の中へ消えていく。
 それを追おうとするが、そこに写真に写っていた『六道骸』が姿を現したのだった。



「無駄だ。オレには勝てん」

 千蛇烈覇で山本を攻撃する。
 その骸を倒そうとダイナマイトを構える獄寺は、千種の攻撃の後遺症と千種の武器に仕込まれていた毒(Not致死性)に倒れた。
 確かに毒だったのだが、命に別状が無いような物だったため、シャマルはわざわざトライデントモスキートを使わなかったのだ。

「暴蛇烈覇!!!」

 その攻撃に山本は倒れ、ビアンキに向かう攻撃を、死ぬ気弾を撃たれた綱吉が止める。
 死ぬ気で戦い、最後に腹部へ拳を入れて倒した綱吉は、彼に向かって言う。

「あんたはそんなに悪い人じゃない」

 最初見た時から暖かくて怖い感じがしなかった、と。

「完敗だ。お前を六道骸が警戒するのも頷ける……」
「え!? 六道骸って貴方のことでしょ?」
「オレは影武者だ」

 ちょっと待って下さい。影武者って……え? やっぱり同姓同名はいないってこと?

「本物の骸は自分の姿を記録に残すようなヘマはしない」

 (いや、うん……オレの知ってる骸もそんな感じの人だけど……)

 とか思いつつも、昔恭弥と綱吉と骸の三人で撮った写真がある。
 それは家のどこかに放ってあると思うけれど……

「あいつは……オレの全てを奪った男だ!!」

 そして、ランチアの過去を聞く。
 その話が終わるか終わらないかの時に千種がランチアにヒットアンドアウェイで攻撃して去っていった。

 そして、骸が居る黒曜ヘルシーランドへ向かうことになったのだった。







だから!
キョウちゃんがっ
出したいんだってば〜!!
・・・つい叫んでしまいました。

2008/1/17 作成
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