さらさらさら。
カリカリ
恭弥が机に向かって一心不乱に書類を片付けている。
大量に机に山積みになっている書類を詰まらなさそうに見つめつつ、紅茶を一口飲み込む。
今日のその大量な仕事の内容は、近々並盛に参入するという会社の詳細のようである。
先日、弥生と裕恭の会社の件で分かったように、並盛に入る会社や店の状態も全て把握している恭弥の邪魔はできないだろう。
しかし、今日ここにいれるのも後数十分。
この後の授業は出ないといい加減、獄寺と山本が探しに来そうだから……
だからこそ、こうやってただ見つめていなければならないのは面白くない。
「キョウちゃん……」
ポソリ、と口から漏れてしまう。
はっとして、邪魔してしまったか? と恭弥を窺う。
「…………」
気付かなかったのか、書類を見ている恭弥にホッとしたものの、全く気にされていないことにムッとする。
ただの書類だから、と心を落ち着かせようとしていたが、そんなのはもう無理だ。
そんな書類なんかに構って、自分のことを無視されたことに、書類に対して嫉妬の念が湧き上がる。
スッと立ち上がると、恭弥の後ろに立ち、ペンを置いた危なくない瞬間を見計らって抱き付いた。
「ちょっ、綱吉!?」
いきなり、何を……?
突然のことに驚きの声を上げて書類を取り落とす。
「だって、暇なんだよ」
後ろから抱き締められたことに、一つ溜息をつき、綱吉の方を向く。
「ずっと話もしないで放っておいて悪かったね」
「忙しい時に来たオレが悪かったんだよね」
なのに、急に抱きついたりして、ごめん。
スッと手を離そうとするが、恭弥がその腕を掴む。
「たまには息抜きも必要だから……」
そう言って、それからの数十分はソファでイチャついていた恭弥と綱吉だった。
らぶらぶ〜な落ちで。
嫉妬とかって難しいよ(涙)
何書こうと悩んでたら、嫉妬してるのを見てみたいと言われたんだけど・・・
我が家のツナ君に嫉妬させると、人間相手だとファーストエディションになるんだよね(爆)
それを避けたらこんなことに(笑)
2008/3/29 作成
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