『遊びに行かない?』
突然かかってきた電話。寝ぼけ眼で出た綱吉の耳に響いたのは恭弥の声。
『待ってるから、来てね』
寝ぼけている内に了承の返事をしたのか、気付いたらそう言われていた。
なので、出かける準備をして隣の家へと突撃した。
「おはよー、キョウちゃん」
「おはよう」
挨拶もそこそこに引っ張り込まれて、居間へと座らされた。
お茶まで出されたことに、困った笑みを浮かべた。
「どっか行くんじゃないの?」
「どこか行きたいの?」
別に行きたい場所があるわけでは無いけれど、遊びに行こうという内容の電話だったはずじゃ……
「じゃ、キョウちゃんの家にいる?」
「ツナの部屋でもいいよ」
うーん…これは言葉遊びも入っているような……それでも、一緒にいれるなら、何でもいいか。
「いやぁ、さっきリボーンとランボが部屋にいたからなぁ……」
ランボの意識がゲームから逸れた瞬間、リボーンに攻撃を仕掛けるだろうから、と考えれば…
「そろそろ隣から爆発音がし始めるだろうね」
「あ〜……それは面倒だね」
こっちまで飛び火してこなければいいけど。
「そうだね。――キョウちゃんのお部屋、行こうか」
奥の方にある恭弥の自室ならば、喧騒も何もかもから遠いから。
静かな時間を過ごすために、隣からの爆発音を背に、恭弥の部屋へと二人は消えていった。
これは甘いとかほのぼのでいいのか?とスのつくアレの私は呟く。
せいちゃんに捧げます。
2009/3/14 作成
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