「・・・ふぅ」

 デスクに座り書類を片付けている大蛇丸の姿があった。


 ここは、異世界の音の里。
 つまりは、ナルたちの支配下に収められている音の里の里長の部屋である。
 表向きは大蛇丸が里長であり、ナルたちが居ない時はトップである。

 実態を見れば、時にはカブトの下で、五人衆の下で・・・ということもあるが。

「大蛇丸様?お茶をお持ちいたしました」
「ありがとう」

 書類から眼を離さずに言葉を発する。
 忙しいのだと理解しているカブトは湯飲みをデスクに置き、静かに去っていった。


 お茶を飲みながら書類を片付け続けていた大蛇丸は、ふと視線を上げた。

「・・・・・」
「大蛇丸さま!!」

 立ち上がり準備完了した辺りでカブトが入ってきた。

「気付いてましたか?」
「気付かないわけ無いじゃない。行くわよ」
「はい」

 大蛇丸は後ろにカブトを従えて、外へと出て行く。
 ちゃくちゃくと近付いてくる敵の気配を感じ取りながら。




「・・・状況は?」
「里の端に現れた忍たちは、傍に居る里人へと牙を剥いたようです」
「そう・・・」

 かなりのスピードで動きながら状況説明を聞き、見えた敵に向かい一瞬で詰め寄る。

「・・・わたしの里に何をしてるのかしら?」

 あっさりと片付けながら呟くように言う大蛇丸。


「ヒッ・・・お、お前は・・・・・」
「この里に危害を加える者は許さない」

 大蛇丸がそう言って、敵を処分していく。

「お、大蛇丸・・・」

 微妙に怯えて手が引けている敵は、攻撃に勢いが無い。
 その攻撃を簡単にあしらい、敵を倒していく大蛇丸を筆頭に音の里の忍たち。
 大蛇丸の傍にカブトが控え、雑魚を倒すのを手伝っているようだ。



 その場所から里の反対側。
 そこでは五人衆が戦っていた。
 彼らもナルトたちと関わったりしてから今まで以上に強くなったようである。

「何百人単位で来たんだ、こいつら・・・」
「さっさと片付けちまおうぜ!」
「そうだな」
「こんなゲス野郎共が集まった所で・・・」
「多由也・・・」
「はいはい。そんなことはどうでもいいから片付けますよ!」

 五人衆以外にも音の里の忍たちが一緒に戦い、こちら側から来ていた敵を一掃する。

 投げ付けられたクナイを土遁の壁で防いだり、笛の音で幻術を見せていたり・・・骨を飛ばす君麻呂が居たりした。




 あちこちで音の里の忍が戦い、勝利を収めていく。

 綺麗に始末を終えた大蛇丸は炎を放ち、死体を始末する。
 その燃える炎を背にカブトを引きつれ、その場を後にする。
 キリリとした表情の大蛇丸は格好良かった・・・




「・・・カブト、どうしてこの里が攻められたのかしら?」
「数名息が残っていた敵を拷問し得た情報によりますと・・・」

 翌日、その襲撃のことを纏めていた大蛇丸はカブトに聞いた。
 一応、報告をするためか、情報を纏めていたのだ。

「・・・ということです」
「そう・・・わかったわ」

 カブトの報告を簡単に纏め、大蛇丸は書類を書き終えた。
 窓から里を見下ろし、普段と変わりない生活を送っている里人の姿に笑みを浮かべたのだった。


後書き

えぇと、どこかのサイトで、男の人がカッコイイのは、
仕事をしている時と戦っている時。
と書かれてるのを見て、じゃあと書いたけど・・・
本当にこれってカッコイイの?

そして、やっぱり私には戦闘描写は無理ということが判明した。


2007/4/1 作成

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題名は思いつかなかったので、適当で変なお題。より借りました。