「何してるんだ?」
「えっとね、挽き立ての豆で淹れたコーヒーって美味しいの」
「今日はちょっと奮発しちゃった☆ ブルマンなのよ」
手元にあるのは、手挽きの小さめの器械。物置か何処かから出してきたのか?と聞きたくなるほどレトロな感じである。
「突然どうしたんだ?」
「今日ってコーヒーの日らしいわよ?」
「コーヒーの日? そんなのあるのか?」
「あるわよ〜! 毎日、色んなことの記念日に指定されてるんだから!!」
有名な日は少ないけど……
「……こうやって挽いてると、とあるドラマを思い出すわね」
「あぁ! あれね。ラベンダーで有名な村にその店があるらしいわ」
「そうそう! 評判良かったから喫茶店としてオープンしたって話だったわね」
レトロな雰囲気が、ゆったりできる空間を生み出していたから。
「あれ? でも、もう終わっちゃったんじゃ……」
「別にいいじゃない。そんなんどうでも」
挽き終わった粉をコーヒーメーカーに入れ、お湯を注ぎ始める。
「上手く淹れれる自信が無いから、器械任せでw」
「はい、どうぞ。皆も飲むでしょ?」
カップに注ぎ、皆に配る。
「……やっぱりブルマンは美味しいわね」
「そうね」
静かに穏やかな午後が過ぎてゆく。
飲み終わり、夕方が近付いてきた時、いのはサクラを見た。
「……さて、と。サクラ? 用意しておいたわよね?」
「もっちろん! ヒナタは?」
「私も買ってきたよ?」
そう言って、頷き合う女の子たち。
「ナルト、今日はこれの日でもあるのよ」
「……酒?」
「そう。日本酒の日! だから今日のお酒はこれね!」
「日本酒以外は飲んじゃダメ〜!!」
「……わかったよ」
その日の夕食後、日本酒を無言で傾ける10人が居た。
後書き
いや、無言である必要ないし!
すみません。つい・・・なんとなく。
とっても短いし、意味無し小説だけど。
2005/10/1 作成
題名は思いつかなかったので、適当で変なお題。より借りました。