「皆でチョコ作らない?」

 いのの言葉で始まった今年のバレンタイン。

「一番好きな人にプレゼントするの♥」
「……ダメ、かな?」

 女の子たちの勢いに押され、全員がチョコを作ることになったのだった。




「はい、シカマルv」
「サンキュ。ナルト、これな」

 やるからには完璧を目指すナルトとシカマルがニコニコと笑い合いながら、お互いのチョコを口にしている。


「うん、こうなると思ってたわ」
「そうね。それはわかってたわよねv」
「シカマルとナルトだもん!」

 ちょっと離れた場所で観察をしていたサクラといのが笑って見ている。



「シノー! やるからくれ!!」
「あぁ」

 キバがシノと交換している。

「作ってる間中、食いたくて食いたくて……」

 作り始める前に、自分のを自分で食べちゃダメよ〜といのたちが言ったのだ。



「あのね、ネジ兄さん……」
「ありがとう。……食べるか?」
「うんv」

 ヒナタがネジと交換していたり、

「わたしはいのにあげるわね」
「なら、あたしはサクラに♪」

 と、サクラといのが交換していた。



 ……ってちょっと待て!!

 いのとネジの殺人料理を食べて大丈夫なのか!!?(ナルト小説「料理」参照)

「愛さえあればvvv」(サクラ談)
「兄さんの、一口分だけだったし……いのちゃんと違って死ぬことはないよ?」(ヒナタ談)

 ……まぁ、サクラ最強ってことですね。




「じゃあ、僕は出かけてくるね」

 チョウジはフォローのために、一口ずつに個装し、里中を回りに行ったのだった。

「皆でチョコを作ったから、お裾分けね」

 と親たちに配って歩いたのだ。
 フォローはカンペキ!だねv





 その夜、自室に戻ると机の上に綺麗にラッピングされたプレゼントと手紙があった。

「……ん? 何だ?」

 いつの間に誰がこんなものを……? と思いながら近付く。

 パサッ。
 彼は手紙を開く。


『Happy Valentine!
 皆で好きな人にプレゼントしようと作ったんだ。おいしくなかったらゴメン。

サスケ』



 言葉も無く、満面の笑みを浮かべたイタチは嬉しそうに口に運んだ。


後書き

風見家のバレンタインでした〜。
皆、幸せそうで何よりだ♪
ただ、やっぱりサクラが凄い。
毒なのに・・・いのの料理・・・

えぇと、最後どうなるかは・・・
1.サスケのチョコは不味かった。
2.毒が入ってて、イタチは昇天した。
3.普通に美味しくて、イタチは喜んだ。
の中から、お好きな結末をお選び下さい。
多分、その後な話はホワイトデーで(笑)


2006/2/14 作成

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