中忍試験in風見家〜第二の試験より〜



「あ、サスケ。ちょっといいか?」
「あ? どうした?」

 死の森の中、ナルトたち7班の三人は奥へと進んでいた。

「実はさ、この五日間に任務あるんだよな」
「はい? 聞いてないわよ!!」
「いや、だって、こんなに時間がかかるとは思ってなかったから……」

 五日間も時間が取られるとは思っていなかったから、のんびりと片付けようと期限に余裕があるものを除けておいたのだ。

「……で? どれくらいかかりそうなんだ?」
「いつも通り数時間だと思う。……これ」
「へぇ……いつ行く?」
「出来るだけ早く行った方がいいだろうな」
「わかった。……サクラもか?」
「三人の方が早く終わるだろ?」
「そうね。じゃあ行きましょ」

 そして、三人は第二の試験会場に影分身を置いて三代目に頼まれていた暗部任務を片付けに行ったのだった。




 帰ってきた三人は影分身の様子を見て頭を抱えたくなった。

「これ、何?」
「えぇとぉ……」

 影分身から聞きたくは無かったが経緯を読み取る三人は次第にしゃがみ込み始めた。

「マジかよ……」
「……サスケが目を付けられてたのか…………」
「わたし、てっきりナルト目当てだと思ってたわ……」
「実はオレも……」

 三人が影分身を置いて行っている間に大蛇丸の襲撃があり、影分身は下忍として倒されている最中だったのだ。



「フフ……とりあえず喰らっときなさい♡」

 大蛇丸が影分身のなるとに向かって蛇を向けた。
 喰われる前に入れ替わり、蛇を殴りつける。

「クソ喰らえ―――!!! 『あ、しまった。力入れすぎた……』」
『何やってるのよ! ……九重と勘違いされた!?』
『みたいだな。良かったなぁ……』


「感情が高まって九尾の力の断片が漏れ出すとは……面白い成長をしたもんだわ」

 と言った大蛇丸にちょっとホッとした。
 実際にはナルト自身の力だけなのだが……

 とりあえず影分身との入れ替わりは上手くいき、ナルトとサスケは大蛇丸の攻撃を受けたのだった。



「……ありえねー」
「もう、いや……」
「コレの始末どうする?」
「えぇと、ナルトの五行封印はわたしでも解けるから問題ないとして……」
「問題はオレだな」

 首にある呪印にどうしようかと悩む。

「やり方は分かるだろうから解除するか?」
「それはそれで問題あると思うんだが……」
「一応そのままにしておきましょう。後は、呪印が発動しているように見せかけて変化していって、実力をちょっとづつ出していけばいいんじゃない?」

 妥協案としては最適だろう……
 サクラが言った方法で、全員を騙すことが決定したのだった。

 ……まぁ、風見家にはちゃんと隠話で周知しておいたのだが。


ってな感じの第二の試験・・・
最初は影分身が呪印とか受けてました。
消えるような気がしたので止めました。
そうなると、書かなくても話は通じるので書くかどうか悩んだ。
とりあえず思いついたのが勿体無いので・・・

サスケの呪印効果→発動すると弱くなるが、実際、何の影響も無い。
ナルトの五行封印→ちょっとチャクラが練りにくくなる。
だけです。両方簡単に解けます。






 中忍試験in風見家〜第二の試験より〜



「私より良い艶してんじゃない……コレ」
「痛いっ!!」
「フン……忍びの癖に色気付きやがって…髪に気を使う暇があったら修行しろ!」

 クナイを握り締めて震えている。

「ムダよ! 私にそんなものは効かない」


 ……プチッ。


 捕まえていたキンにグルグルと実体化した影が巻き付く。

「ガハッ」

 首だけでなく、全身を締め付けた影から逃れようともがいているキン。しかし、息が出来なくなり意識が朦朧とする。
 もがき始めた頃にサクラの髪の毛を掴んでいることが出来なくなったため、サクラはゆっくりと離れた。
 乱れた髪の毛を手櫛で直し、キンと向き直った。

「さ〜て〜と、汚れちゃったじゃないの。どうしてくれる?」



「やりすぎじゃな〜い? サクラ」
「遅いじゃない、いの。これくらいいいじゃない」
「サクラがそれ使えるとマズイんだけど……」

 シカマルの苦情にサクラは脹れた。

「だって、髪を切りたくなかったんだもん!」
「……オレですら影真似しか使えないことになってるつーのに、影首縛り使われちまうと困んだけど」
「髪を切りたくない! ってサクラ。そんなこと言ってる場合じゃないでしょ?」
「せっかく綺麗な髪だって言ってくれたのに勿体無いじゃない」
「……誰が言ったんだよ」
「いのが長くてキレイって言ってくれたから」

「……いのぉ…………」

 チョウジのたしなめにいのは焦る。

「何よ! 桜色の髪でカワイイじゃない!!」
「それに、ナルトも言ってくれたんだもん!」
「……ナルトまで…………。……仕方ねぇか」

 めんどくさいから記憶消去すればいいか、と諦めたシカマル。




 少し離れた所で、倒れていたナルトとサスケは溜息を吐いた。

「……これ、放置してていいのかよ。お前ら」
「だよなー。一応、意識が無いことになってるオレらがなんで捕獲してるんだろーな……」

「「……はぁ」」

 ドスとザクをどうしよっかなぁ? と捕まえていたナルトとサスケがサクラたちを見ていた。


あ、キンはサクラの影がずぅ〜っと捕まえたままです。
気絶してしまってもそのままだったと・・・

それから、記憶操作で原作通りにしました。
なので、サクラ(死華)の髪は長いままで変化です。
異世界の話を書いてる間中、このネタを振りたくて振りたくて・・・
仕方なかったのはここだけの話ということで。(言ってるから!!)

拍手だった物です。
二次試験の辺りです。
微妙に加筆ありです(笑)

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