ナルトの言葉を皮切りに皆が声をそろえる。
「あけましておめでとうございます」
家の中でまったりとテレビを見ながら新年を迎え、お互いに挨拶をしていた。
「あけおめ〜!」
「んじゃあ、ことよろ?」
いのとサクラがそんなやり取りをしていたり、ネジとヒナタが「今年もよろしくね?」と笑いあっていたりした。
そんな挨拶も一通り終わって、初詣に行く?とかテレビに映っている初詣中の行列を見ていた。
「今年ってさ、変わったものがあるんだって」
そんな時、突然いのが言い出した。
「何だよ、その変わったモノってのは」
「うるう秒」
「……は? 何だ、それは??」
「いの、それはうるう年とは違うの?」
「違うわよ。第一、今年は違うじゃない。うるう秒よ」
「それって何なの? いのちゃん」
「原子時間ってあるじゃない。アレと天体時間のズレを調節するものよ」
もともと地球の自転に合わせた時間―天体時間を採用していたが、地球の自転はいつも同じではないということで、原子が動く時間を採用し始めたのだ。
原子時間を採用していると、地球の自転との時間差が出てきてしまうため、その時間を調節するためにあるのが『うるう秒』だということだ。
いのの説明によると、その時間が9秒以上ズレたらいけないらしい。
「今年、7年振りにあるのよ」
「へ〜スゲーな」
「9秒以上ズレちゃダメだからその年によって、コレがある年と無い年があるんだって」
「……どこで知ったんだよ、そんな話」
「8時59分60秒が出来るなんて面白い話、耳に挟んだら気にならない?」
「いや、それは気になるだろうけど……」
「ってわけで、その一秒、何に使おっか?」
いのの質問について考えている、無駄な知識を一つ増やした風見家の子供たちだった。
後書き
1/1 8:59:60が出来るらしいので
一秒で何が出来ますか?
トリビアでの答えは、「あけましておめでとう」と急げば一回くらい多く言えるそうだ。
う゛〜ん・・・風見家の答えとして浮かんだのは、
闇の世界からカカシを攻撃?でした
あ、それから、平成11年から7年振りらしいけど、その前は数年間毎年あったんだよー。
(これはトリビアで言ってなかったから、私の勝ちってことで!)
収録に当たって加筆しました。
2005/12/28 作成